腸脛靭帯炎

腸脛靭帯炎（ちょうけいじんたいえん）は、膝の外側に痛みが生じる障害で、特にランニングやサイクリング、登山といったスポーツで多く見られることから「ランナー膝」とも呼ばれることもあります。

腸脛靭帯（ちょうけいじんたい）は、大腿骨の外側から膝外側を通り脛骨の外側に付着している靭帯で、膝の安定性を保つ役割があります。

この腸脛靭帯と大腿骨外側の骨の出っ張りが擦れることで炎症が生じ、痛みが引き起こされます。

【もくじ】

腸脛靭帯炎の原因とは？｜まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
主な症状｜まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
対処法｜まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
医療機関での治療｜まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店

腸脛靭帯炎の原因とは？｜まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店

1. 過度な運動：長距離ランニングや自転車での長時間の走行、急な坂道の上り下りなど、膝の屈伸運動を繰り返すことで腸脛靭帯に負担がかかります。

2. 筋力不足や筋バランスの悪さ：特に大腿四頭筋や臀部の筋力が不足すると、膝への負担が増大しやすくなります。

また、片方の脚に過度に負担がかかることで炎症を引き起こすこともあります。

3. ランニングフォームの問題：内股や外股での走行、足を引きずるような歩き方が腸脛靭帯に余分な負担をかけます。

4. 柔軟性の欠如：太ももの筋肉や腸脛靭帯の柔軟性が不足していると、膝の動作に伴って摩擦が生じやすくなります。

主な症状｜まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店

• 膝の外側の痛み：運動中、特に膝を屈伸させる際に膝の外側に鋭い痛みが生じることが多いです。

• 階段の上り下りでの痛み：特に下り階段で痛みが強くなる傾向があります。

• 膝の動きに伴う違和感：膝を動かすときに、引っかかるような違和感が生じることがあります。

対処法｜まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店

1. 休息

痛みを感じる場合は、まず運動を控えて膝を安静にします。

早期に休息を取ることで、症状の悪化を防ぎます。

2. アイシング

運動後や痛みがあるときは、患部をアイスパックなどで冷やすと炎症や痛みが和らぎます。

1回につき15〜20分程度、1日数回行うと効果的です。

3. ストレッチ

太ももの筋肉や腸脛靭帯を柔軟に保つためにストレッチを行います

特に大腿四頭筋やハムストリングス、臀部のストレッチが効果的です。

4. 筋力トレーニング

膝や股関節を支える筋肉を強化することで、膝関節の安定性を向上させ、腸脛靭帯への負担を軽減します。

特に、臀部や大腿四頭筋の筋力を強化するエクササイズが有効です。

5. ランニングフォームの改善

体に負担の少ない走り方を意識することも重要です。

内股や外股を避け、膝や足の正しい軌道を意識してフォームを整えることで、腸脛靭帯への負担が軽減されます。

6. インソールやサポーターの活用

膝への衝撃を和らげるために、インソールや膝サポーターを使用すると良いでしょう。

足のアーチをサポートするインソールを用いると、足全体のバランスが整いやすくなります。

医療機関での治療｜まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店

症状が続く場合は整形外科を受診し、専門的な診断と治療を受けることが勧められます。

医師の指導のもとで理学療法やリハビリテーションを行い、筋肉のバランスや柔軟性を向上させることができます。

また、症状が重い場合は、鎮痛剤や抗炎症薬の処方が行われることもあります。

腸脛靭帯炎は適切なケアと予防が大切です。

特に初期段階での対応が重要で、早期の休息と治療が回復を早めるポイントとなります。

お困りの方はまつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店まで、ご相談ください。

施術の流れ

まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店では初診の方にも安心していただけるよう、施術に入る前にヒアリング（問診）・費用・治療計画について患者様が納得いただけるまでご説明させていただきます。
日常生活の痛みやスポーツのケガ、原因がよくわからない症状などお気軽にご相談ください。しっかりと検査することで原因を究明し、施術いたします。
また、仕事終わりや買い物の途中でもお気軽にご来院いただけるよう、お着替えのご用意もしております。