肩関節脱臼

肩関節脱臼は、上腕骨の骨頭（肩のボール部分）が肩甲骨の関節窩（ソケット部分）から外れてしまう状態です。

肩関節は他の関節に比べて自由度が高い分、不安定な構造をしており、衝撃や無理な動きで脱臼が起こりやすい傾向にあります。

スポーツや転倒などで肩に強い力がかかると発生しやすいですが、軽い力でも再発しやすくなる場合があります。

【もくじ】

肩関節脱臼の症状とは？｜まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
肩関節脱臼の原因とは？｜まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
肩関節脱臼の対処法とは？｜まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
肩関節脱臼の予防策｜まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店

肩関節脱臼の症状とは？｜まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店

・激しい痛み

肩に激しい痛みが走り、腕を動かすことが難しくなります。

・肩の変形

肩が正常な位置から外れて見えることがあり、脱臼した側の肩が平坦に見えます。

・動かせない

腕を上げたり回したりする動作ができなくなります。

・腫れや内出血

肩周辺が腫れたり、内出血が見られることもあります。

・しびれや感覚異常

脱臼によって神経が圧迫され、腕や手にしびれや感覚の異常が現れることがあります。

肩関節脱臼の原因とは？｜まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店

・スポーツ外傷

野球、ラグビー、柔道、バスケットボールなど、肩に強い負担がかかるスポーツでの怪我が原因となりやすいです。

・転倒や事故

肩から転んだり、手を突いた際の衝撃で肩関節が外れることがあります。

・反復性脱臼

過去に肩関節脱臼を経験した人は、関節が不安定になりやすく、日常的な動きや軽い衝撃で再脱臼しやすくなります。

肩関節脱臼の対処法とは？｜まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店

1. 安静と冷却

まず肩を動かさず安静にし、氷で冷やすことで炎症や腫れを抑えます。

ただし、自己判断で無理に戻そうとせず、必ず医療機関に行くことが重要です。

2. 医療機関での整復

脱臼の治療では、整形外科医が肩関節を元の位置に戻す「整復」を行います。

整復には痛みが伴うことが多いため、鎮痛剤や筋弛緩薬を使うこともあります。

3. 固定とリハビリテーション

整復後は、再発防止のため肩をしばらく固定します。

固定期間が終わった後は、筋力を取り戻し、再脱臼を防ぐためのリハビリテーションが行われます。

肩の安定性を高めるために、周囲の筋肉を強化する運動が重要です。

4. 手術（反復性脱臼の場合）

肩関節脱臼を繰り返す場合、関節の安定性を保つための手術が検討されることがあります。

手術により、関節の構造を強化し、再発を防ぐことができます。

肩関節脱臼の予防策｜まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店

・肩周りの筋力トレーニング

肩を支える筋肉（回旋筋腱板や三角筋）を鍛えることで、肩関節が安定し、脱臼のリスクが減ります。

・ウォーミングアップとストレッチ

運動前に肩周りをよくほぐすことで、急激な動きでの負担を軽減できます。

・正しいフォームでの運動

スポーツの際には、肩関節に負担の少ない正しいフォームで運動することも大切です。

肩関節脱臼は、再発しやすい特徴があるため、初回の脱臼後にしっかりとリハビリを行い、肩の安定性を高めることが予防に役立ちます。

困りの方はまつもと泉の森接骨院までお問い合わせください。

施術の流れ

まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店では初診の方にも安心していただけるよう、施術に入る前にヒアリング（問診）・費用・治療計画について患者様が納得いただけるまでご説明させていただきます。
日常生活の痛みやスポーツのケガ、原因がよくわからない症状などお気軽にご相談ください。しっかりと検査することで原因を究明し、施術いたします。
また、仕事終わりや買い物の途中でもお気軽にご来院いただけるよう、お着替えのご用意もしております。