肘部管症候群
肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)は、肘の内側を通る尺骨神経(しゃっこつしんけい)が圧迫されることによって起こる神経障害です。
尺骨神経は、手や指(特に小指と薬指)に感覚を伝える役割があり、肘の内側にある「肘部管」と呼ばれるトンネルのような部分を通っています。
この神経が圧迫されると、腕や手にしびれや痛み、筋力低下が生じます。
肘部管症候群の症状とは?|まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
・しびれや痛み
小指や薬指のしびれや痛みが生じ、特に肘を曲げていると症状が悪化することが多いです。
・筋力低下
手の力が入りにくくなり、物を握ったり持ち上げたりするのが難しくなることがあります。
・筋肉の萎縮
放置すると、手の小指側の筋肉(特に母指球筋と小指球筋)が痩せて細くなることがあります。
肘部管症候群の原因とは?|まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
・肘の過度の使用
肘を頻繁に曲げ伸ばしする動作や、手で何かを強く押す動作を繰り返すことで、尺骨神経に負担がかかります。
・長時間の肘の屈曲
デスクワークやスマートフォンの使用など、肘を曲げたままの姿勢が続くと神経が圧迫されやすくなります。
・外的な圧迫
肘をよくついて座る癖などがあると、肘部管が圧迫されて神経に負担がかかります。
・外傷や骨の異常
骨折や脱臼が原因で肘の構造が変形すると、尺骨神経が圧迫されることがあります。
治療法|まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
1. 安静
肘の使用を控え、長時間の肘の屈曲を避けるように心がけます。
2. 装具の使用
就寝中に肘をまっすぐに保つための装具(スプリント)を使用すると、夜間の症状が緩和されることがあります。
3. 薬物療法
痛みやしびれを和らげるために、消炎鎮痛剤やビタミンB12製剤を使用することがあります。
4. 理学療法
肘や前腕のストレッチや筋力トレーニングを行い、症状を軽減します。
5. 手術
保存療法が効果がない場合、尺骨神経の圧迫を緩和するための手術(尺骨神経前方移動術や肘部管開放術) が検討されることがあります。
自分でできる予防策|まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
・肘をつく癖を避ける
肘をデスクやテーブルに直接つく習慣はやめるようにします。
・長時間の肘の屈曲を避ける
デスクワークやスマホ使用時に肘が曲がりすぎないように意識し、定期的に休憩をとって腕を伸ばすようにしましょう。
・ストレッチとエクササイズ
肘や前腕の柔軟性を保つために、軽いストレッチを取り入れると良いです。
肘部管症候群は放置すると症状が悪化し、手や指の機能に支障をきたすことがあるため、早めに整形外科や神経科で診断と治療を受けることが大切です。
お困りの方はまつもと泉の森接骨院までお問い合わせください。
施術の流れ
まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店では初診の方にも安心していただけるよう、施術に入る前にヒアリング(問診)・費用・治療計画について患者様が納得いただけるまでご説明させていただきます。
日常生活の痛みやスポーツのケガ、原因がよくわからない症状などお気軽にご相談ください。しっかりと検査することで原因を究明し、施術いたします。
また、仕事終わりや買い物の途中でもお気軽にご来院いただけるよう、お着替えのご用意もしております。
まずはお気軽にご来院ください
平日夜20時まで、土曜日・祝日も17:00まで診療を行っていますので、お仕事の帰りや忙しい方も安心して通院していただけます。
受付のスタッフが丁寧に対応いたします
入ってすぐに受付がありますので、初診の方はスタッフに「初めてです」とお伝えください。
問診表をお渡ししますのでご記入ください。
わからない事がございましたらスタッフにお尋ねください。
症状についてしっかりとカウンセリングをします
座ったままの体勢で、細かく問診していきます。すぐに施術に入るのではなく、最初に症状を詳しくお聞きし、施術方法・治療計画・保険の適用の範囲について説明させていただきます。
疑問点や不安な点がございましたらご遠慮なくご質問ください。
施術開始
施術後の確認
痛みや症状にどのような変化があったのかお聞かせください。
今後、どれぐらいの期間で通院された方が良いのかなどを説明させていただきます