扁平足
扁平足(Flat Foot)は、足のアーチが正常に形成されていない、または低下している状態を指します。
通常、足の内側にはアーチ(足底アーチ)があり、歩行時にクッションの役割を果たし、体重を分散させます。
しかし、扁平足ではこのアーチが低く、または完全に消失しているため、足に過剰な負担がかかりやすく、 さまざまな症状を引き起こすことがあります。
扁平足の原因とは?|まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
扁平足の原因は様々で、遺伝的要因、環境的要因、後天的な問題などがあります。
主な原因は以下の通りです。
• 遺伝的要因:扁平足は遺伝的に引き継がれることがあります。
家族に扁平足の人が多い場合、遺伝的な影響を受けやすいです。
• 靭帯や腱の弱化:足のアーチを支える靭帯や腱(特に後脛骨筋腱)が弱化すると、アーチが低下することがあります。
これは加齢に伴う自然な変化や過度の使用によって引き起こされます。
• 過度な体重:肥満や体重の増加が、足のアーチに過剰な圧力をかけ、扁平足を引き起こすことがあります。
• 足の外傷:足首や足の骨折、捻挫などの外傷が、足のアーチに影響を与え、扁平足を発症させることがあります。
• 筋力の不均衡:足やふくらはぎの筋肉の強さの不均衡が、アーチの形成に影響を与えることがあります。
• 糖尿病や神経障害:神経や筋肉の働きが弱くなることで、アーチの低下を招くことがあります。
扁平足の症状とは?|まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
扁平足があると、以下のような症状が現れることがあります。
• 足の痛み:特に足の裏(足底)やかかとに痛みを感じることがあります。長時間立っていたり歩いたりすると痛みが強くなることがあります。
• 疲れやすい:足のアーチが低下することで、歩行や立ち仕事が長時間続くと、足が疲れやすくなります。
• 膝や腰の痛み:足のアーチが崩れると、歩行や姿勢に影響を及ぼし、膝や腰に過度な負担がかかり、痛みを引き起こすことがあります。
• 足のむくみ:長時間立っていると、足がむくみやすくなることがあります。
• 歩行の違和感:歩行時に足の裏が地面にしっかり接触する感覚がなく、違和感を感じることがあります。
• 外反母趾やタコの発生:足の形が変わることで、外反母趾(足の親指が外側に曲がる)やタコ(足の角質)が発生することがあります。
診断|まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
扁平足の診断は、医師による問診と身体検査に基づいて行われます。
以下の方法で診断されることがあります。
• 視診と触診:足を観察して、アーチが低下しているかどうかを確認します。触診では、足底の痛みや圧痛を確認します。
• 歩行評価:歩行時に足のアーチがどう変化するかを評価することがあります。
• X線検査:足の骨構造を評価し、アーチの低下がどの程度かを確認するために、X線撮影を行うことがあります。
• 足の型や足底圧測定:足の型や足底の圧力分布を測定することで、アーチの状態を確認することがあります。
治療法
扁平足の治療は、症状の軽減や進行の防止を目的として行われます。
以下の治療方法があります
保存療法
• インソール(足底板):足のアーチをサポートするために、インソールを使用することが有効です。
これにより、足の負担が軽減され、痛みが緩和されます。
• 足のストレッチと筋力強化:足やふくらはぎの筋肉をストレッチし強化することで、足のアーチをサポートします。
特に、後脛骨筋(足底アーチを支える筋肉)を強化する運動が有効です。
• 痛み止め:非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などで痛みを抑えることができます。
• 体重管理:過剰な体重が原因であれば、体重を減らすことで足の負担を減らし、症状の改善が期待できます。
• 休息と冷却:過度に使用した場合は、足を休ませることやアイスパックで冷やすことで、炎症を抑えることができます。
手術療法
保存療法が効果を示さない場合や、症状が非常に重い場合には、手術を検討することがあります。
手術では、足のアーチを再建するための手術や、靭帯や腱の修復を行うことがあります。
手術後にはリハビリが必要です。
予防|まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
扁平足を予防するためには、以下のような対策が有効です。
• 適切な靴を選ぶ:足にフィットし、アーチをサポートする靴を選ぶことが重要です。
特にアーチを支えるインソールを使用することが推奨されます。
• 足の筋力を維持する:足の筋肉を強化することで、アーチを支える力を高め、扁平足の進行を防ぐことができます。
• 無理な運動を避ける:足に過度な負担をかけないように、適切な運動を選び、過剰な負荷をかけないようにします。
まとめ
扁平足は、足のアーチが低下している状態で、歩行や立ち仕事に支障をきたすことがあります。
痛みや疲れやすさが症状として現れ、場合によっては膝や腰に痛みを引き起こすこともあります。
適切な靴の選択やインソールの使用、筋力強化などの保存療法で改善が期待でき、重症の場合は手術が検討されることがあります。
お困りの方はまつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店までごご相談ください。
施術の流れ
まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店では初診の方にも安心していただけるよう、施術に入る前にヒアリング(問診)・費用・治療計画について患者様が納得いただけるまでご説明させていただきます。
日常生活の痛みやスポーツのケガ、原因がよくわからない症状などお気軽にご相談ください。しっかりと検査することで原因を究明し、施術いたします。
また、仕事終わりや買い物の途中でもお気軽にご来院いただけるよう、お着替えのご用意もしております。
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今後、どれぐらいの期間で通院された方が良いのかなどを説明させていただきます