側副靭帯損傷
側副靭帯損傷(そくふくじんたいそうしょう)は、膝関節にある側副靭帯(LCLやMCL)が損傷した状態を指します。
側副靭帯は膝の安定性を保つために重要な役割を果たしており、内側側副靭帯(MCL)と外側側副靭帯(LCL)の2種類があります。
それぞれの靭帯は膝関節を安定させ、膝が横にぶれるのを防ぐ役割をしています。
側副靭帯(MCLとLCL)とは?|まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
• 内側側副靭帯(MCL):膝の内側に位置し、膝の外側から内側への不安定性を防ぐ役割を持っています。
• 外側側副靭帯(LCL):膝の外側に位置し、膝の内側から外側への不安定性を防ぐ役割を果たします。
原因
側副靭帯損傷は、主に膝関節に対する外的な衝撃や過度のストレスが原因で発生します。
以下のような状況が挙げられます。
• スポーツによる外的な衝撃や接触(例えば、サッカーやラグビー、アメリカンフットボールなど)
• 転倒や事故による膝のひねりや負荷
• 不安定な姿勢や動作(急な方向転換、ジャンプ時の着地など)
側副靭帯損傷の症状とは?|まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
側副靭帯損傷の症状は損傷の程度によって異なりますが、一般的には以下の症状が現れます。
• 膝の痛み(特に膝の内側または外側)
• 腫れや圧痛(膝を触ると痛みが生じる)
• 膝の不安定感(膝がぐらつく感じ)
• 可動域の制限(膝を動かすときに痛みや制限を感じる)
• 内出血(靭帯損傷による血管の破裂)
側副靭帯損傷の分類
損傷の程度により、側副靭帯損傷は以下の3つの段階に分類されます。
• Grade 1(軽度損傷) :靭帯がわずかに伸びているが、断裂していない状態。膝の安定性はほとんど保たれており、通常は数日で回復します。
• Grade 2(中度損傷): 靭帯が部分的に断裂している状態。膝の安定性が低下し、腫れや痛みが強くなる。治療とリハビリが必要です。
• Grade 3(重度損傷):靭帯が完全に断裂している状態。膝の安定性が著しく損なわれ、手術が必要な場合があります。
治療法|まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
側副靭帯損傷の治療は損傷の程度に応じて異なります。以下のような治療が一般的です。
軽度(Grade 1)の場合
• R.I.C.E.処置。安静にして腫れを抑えます。
• 痛み止め:NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)などで痛みを和らげます。
• 物理療法(リハビリ):膝の可動域や筋力を回復させるためのエクササイズが行われます。
中度(Grade 2)の場合
• サポーターやテーピング:膝を支えるために、サポーターやテーピングを使用して安定性を確保します。
• リハビリ:膝の筋力強化や可動域回復のための理学療法を行います。
重度(Grade 3)の場合
• 手術:完全断裂がある場合、靭帯の再建手術が必要になることがあります。
手術では、損傷した靭帯を修復するか、人工靭帯を使って再建します。
• 術後リハビリ:手術後は、膝の回復を促進するために、リハビリテーションが必要です。
予防法 |まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店
側副靭帯損傷の予防には、以下の対策が有効です。
• ウォームアップとストレッチ:運動前に膝周りの筋肉をしっかり温め、柔軟性を高めることで怪我のリスクを減らします。
• 筋力強化:特に大腿四頭筋やハムストリングスの筋力を強化することで、膝関節の安定性が向上します。
• 適切なフォームや技術:スポーツにおいて、膝に負担をかけない動きや正しいフォームを習得することが重要です。
• 適切な靴を履く:運動に適した靴を履くことで、足元の安定性が高まり、膝への負担を減らせます。
まとめ
側副靭帯損傷は膝関節の安定性に関わる重要な怪我であり、損傷の程度によって治療法が異なります。
軽度の場合は休養とリハビリで回復が可能ですが、重度の場合は手術が必要なこともあります。
早期の適切な治療とリハビリが、再発防止や完全な回復に繋がります。
お困りの方はまつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店までお問い合わせください。
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まつもと泉の森接骨院・美容整体izmまつもと店では初診の方にも安心していただけるよう、施術に入る前にヒアリング(問診)・費用・治療計画について患者様が納得いただけるまでご説明させていただきます。
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